住宅ローン選びは、住宅購入において最も大きな金額の差を生むポイントです。たった0.1%の金利差でも、35年間で約65万円の差になるため、慎重な比較検討が欠かせません。本記事では、2026年4月時点の最新金利データをもとに、変動金利・固定金利・フラット35の3タイプを徹底比較。おすすめ銀行、審査のコツ、さらにはネット銀行vs都市銀行の違いまで、住宅ローンのすべてを解説します。
2026年4月 最新金利ランキング
変動金利 TOP5
| 順位 | 銀行名 | 金利 | 団信 | 事務手数料 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 住信SBIネット銀行 | 0.298% | 全疾病保障無料 | 2.2% |
| 2 | auじぶん銀行 | 0.319% | がん50%保障無料 | 2.2% |
| 3 | PayPay銀行 | 0.340% | 一般団信のみ | 2.2% |
| 4 | SBI新生銀行 | 0.410% | 一般団信のみ | 5.5万円(定額) |
| 5 | 三菱UFJ銀行 | 0.445% | 3大疾病保障付き | 3.3万円 |
固定金利(10年固定)TOP3
| 銀行名 | 金利 | 特徴 |
|---|---|---|
| 三井住友銀行 | 1.05% | 大手の安心感。店舗で対面相談可能 |
| 三菱UFJ銀行 | 1.12% | 固定期間終了後の金利優遇あり |
| りそな銀行 | 1.20% | Web割引あり |
フラット35 TOP3
| 取扱機関 | 金利(21〜35年) | 特徴 |
|---|---|---|
| ARUHI | 1.83% | フラット35取扱シェアNo.1。審査が早い |
| 住信SBIネット銀行 | 1.83% | 保証型あり。全疾病保障無料付帯 |
| 楽天銀行 | 1.83% | 事務手数料が定率1.1%と低い |
ネット銀行vs都市銀行 どっちが良い?
| 比較項目 | ネット銀行 | 都市銀行(メガバンク) |
|---|---|---|
| 金利 | ◎ 非常に低い | ○ やや高い |
| 団信 | ◎ 疾病保障が無料のことが多い | △ 有料オプション |
| 対面相談 | × なし(電話・チャットのみ) | ◎ 店舗で対面相談可 |
| 審査速度 | △ やや遅い | ○ 比較的早い |
| 繰上返済手数料 | ◎ 無料 | △ 有料(窓口の場合) |
住宅ローン審査を通すためのポイント
審査で見られる5つの項目
- 年収と返済比率:年間返済額÷年収が30〜35%以下
- 勤続年数:最低1年、できれば3年以上
- 個人信用情報:クレジットカードの延滞歴がないか
- 健康状態:団信(団体信用生命保険)に加入できるか
- 物件の担保価値:借入額に対して物件の価値が十分か
審査に落ちやすい人の特徴
- 複数のカードローンを利用中(他社借入が多い)
- スマホの分割払いが延滞したことがある
- 転職して1年未満
- 自営業・フリーランスで確定申告の所得が低い
返済シミュレーション早見表
借入額3,000万円・35年返済の場合:
| 金利 | 月々返済額 | 総返済額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 0.3% | 75,572円 | 3,174万円 | 174万円 |
| 0.5% | 77,875円 | 3,271万円 | 271万円 |
| 1.0% | 84,685円 | 3,557万円 | 557万円 |
| 1.5% | 91,855円 | 3,858万円 | 858万円 |
| 2.0% | 99,378円 | 4,174万円 | 1,174万円 |
0.3%と2.0%の差は月額約24,000円、35年間で約1,000万円に達します。金利選びがいかに重要かが一目瞭然です。
住宅ローン控除を最大限活用する方法
2026年入居の場合、住宅ローン控除の条件は:
- 控除率:年末残高の0.7%
- 控除期間:新築は13年間
- 借入限度額:省エネ住宅で最大4,500万円、その他で3,000万円
- 控除総額:最大で約409万円
ポイントは「ペアローンで夫婦それぞれが控除を受ける」方法。共働き世帯では控除額を最大化できます。
まとめ:自分に合った住宅ローンの選び方
✅ この記事のポイント
- 変動金利は0.3%台が最安。ネット銀行が圧倒的に有利
- 固定10年は1.0〜1.5%。金利上昇リスクを避けたい人向け
- フラット35は1.8%台。自営業・フリーランスでも通りやすい
- 0.1%の差 = 35年で約65万円の差。複数行で比較必須
- 住宅ローン控除×ペアローンで節税効果を最大化
よくある質問(FAQ)
Q. 住宅ローンは何行に申し込むべき?
A. 3〜4行に事前審査を申し込むのがおすすめです。事前審査は信用情報に影響しません(本審査は影響する場合あり)。最も条件の良い銀行を選びましょう。
Q. 繰上返済はした方がいい?
A. 変動金利0.3〜0.5%で借りている場合、繰上返済するよりも手元に投資に回した方がリターンが高い可能性があります。ただし金利が1%を超える場合は繰上返済のメリットが大きくなります。

